栃木県内の公立小中学校と義務教育学校計499校の多くで23日、終業式が行われた。2学期制で終業式を行わなかった学校を含め、27日までに全校が冬休みに入る。
那須烏山市内で最多の366人が通う烏山小では、新型コロナウイルス感染症対策として各教室にリモート配信で式を行った。1年間を振り返るスライド画像を流しながら、大金仁(おおがねじん)校長(57)がスーツ姿からサッカー日本代表のサムライブルーのユニホーム姿になると、各教室で歓声や驚きの声が上がった。大金校長は冬休み中の交通事故防止と新型コロナ対策を呼び掛け「3学期のスタートも元気に登校してくれることを願っている」と話した。
その後は各教室で通知表の配布が行われ、2年1組では担任が児童一人一人に学習や生活面での頑張りを伝えながら手渡した。