雪の県内で“元気に終業式” 公立小中学校、臨時休校も

担任と元気いっぱいにあいさつする5年1組の児童=長崎市立稲佐小

 長崎県内多くの公立小中学校で23日、2学期の終業式があった。雪の影響で計7校が臨時休校し、終業式の開始時間を遅らせたり時間を短縮したりする学校もあった。
 長崎市内では公立小中計103校のうち6校が臨時休校。稲佐町の市立稲佐小(240人)は終業式の開始を約1時間半遅らせた。寒さと新型コロナウイルス感染対策のため体育館には集まらず、リモートで実施した。
 千布本広校長は「病気にならないよう規則正しい生活をし、家族と楽しい思い出をつくってほしい」とあいさつ。児童を代表して、3年の坂口廣弥君(8)は「友達に指使いを教えてもらい、リコーダーが吹けるようになった」と2学期を振り返った。5年の久保花純さん(11)は「3学期の長縄大会に向け、みんなで練習したい」と来年の目標を発表した。
 式が終わり、久保さんの1組では担任と冬休みの注意事項を確認し、元気いっぱいにあいさつして冬休みに入った。


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