強い寒気が流れ込んだ影響で県内は24日、五島市の福江空港で6センチ、雲仙岳で5センチ、五島市三井楽で1センチの積雪（速報値）を観測するなど各地で雪が降り、交通機関に乱れが出た。
長崎地方気象台によると、最低気温は雲仙岳（マイナス4.1度）や対馬市鰐浦（同2.1度）など県内4地点で氷点下を観測。長崎市内の山並みはうっすらと雪化粧し、稲佐山山頂では写真に収める観光客の姿が見られた。
福江空港では積雪の影響で長崎や福岡とを結ぶ計6便が欠航。佐賀県内の高速道路が積雪のため通行止めとなり、高速バスが午前中を中心に運休が相次いだ。
同気象台によると、寒気のピークは過ぎたが、山間部などで雪が残っており、積雪や路面凍結による交通障害に引き続き注意を呼びかけている。
