長崎市大浦町の長崎聖三一教会で24日、「オランダ坂こども食堂」があった。クリスマスに合わせた特製ランチ弁当やプレゼントが子どもたちに贈られ、笑顔が広がった。
同食堂運営委員会と同教会が2020年10月から月1回開き27回目。この日は、運営スタッフがハヤシライスやハンバーグなどが入った弁当80食を用意したほか、子どもたちが魚釣りのようにプレゼントを引き当てるゲームも白熱した。
妹と共に来た市立大浦小5年の松島麻海さん(11)は「毎回どんなご飯かな、と楽しみ。ハヤシライスとフルーツポンチがおいしかった」、ボランティアに加わった海星高2年の沼嶋弥英(みはな)さん(17)は「子どもの喜ぶ顔を見ることができて良かった」と話した。
早瀬隆司運営委員長(71)は「世代や肩書に関係なく、子どものために協力したい思いは同じ。孤立している世帯をどうやって地域に巻き込んでいくかが課題」と話した。
食堂は毎月第4土曜の午前11時から。次回は1月28日。子ども無料、大人300円。問い合わせは同教会の牛島牧師(電095.823.0455)。
クリスマス特製ランチをどうぞ 弁当やプレゼント 長崎聖三一教会
- Published
- 2022/12/25 11:05 (JST)
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