長崎県松浦市では今年、スポーツなどで全国大会に出場する小中高生の活躍が市民に元気を与えた。市は市内でしかに手に入らない「アジフライTシャツ」を出場記念にプレゼント。大会会場や練習、移動の際に着用してもらうことで、「アジフライの聖地 松浦」のPRに一役買ってもらう取り組みも話題となった。
同市の人口は約2万1千人で、県内の市では最少。小中高生は約2200人しかいない。その中から少年野球や卓球、フットサル、バドミントンなどのスポーツのほか、珠算といった文科系の競技でも全国大会に出場する子どもたちが相次ぎ、贈ったTシャツは実に41枚にも及ぶ。
友田吉泰市長は「小さな市から全国大会に大勢の子どもたちが出場したことは誇らしい。今後も全国で活躍する子どもたちが続いてほしい」と期待を寄せる。
主なニュースは▽市長・市議選で友田吉泰市長が無投票再選、定数1減の市議選では16人の新市議が誕生▽福島町の旧「つばき荘」が「福之島ホテル&リゾートTSUBAKI」としてリニューアルオープン▽鎌倉時代の蒙古襲来(元寇)の大型木製いかりを約740年ぶりに引き揚げ▽コロナ禍で中止が続いていた「松浦水軍まつり」「鷹島モンゴルまつり」などのイベントを3年ぶりに開催
<わがまち回顧2022> 松浦・江迎支局 活躍した小中高生にTシャツ
- Published
- 2022/12/28 13:00 (JST)
- Updated
- 2022/12/28 14:49 (JST)
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