ロウバイ、新年には見頃 壬生の磐裂根裂神社

三分咲きになったロウバイ

 【壬生】安塚の磐裂根裂(いわさくねさく)神社のロウバイが年明け前に開花した。

 ロウバイは1995年、県農業試験場の職員だった氏子が奉納。正月に満開となるよう接ぎ木したため、一般的なロウバイよりも約1カ月早く開花する。

 ロウバイは境内に8本植えられている。29日は三分咲きだったが、多くのつぼみが膨らみ、甘い香りを漂わせていた。刀川清満(たちかわきよみつ)宮司(80)は「例年よりも開花が遅いが、ここ数日で開いてきた。元日には五分咲き、3日ごろに満開になるのでは」と話している。

 また同神社は、2本のロウバイの木の形がハート形に見えることから「良縁の梅の木」と名付け、ライトアップを行っている。点灯は午後5時から。来年2月3日まで。

三分咲きになったロウバイ
三分咲きになったロウバイ

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