福井県福井市のJR福井駅西口の通称「三角地帯」西側の再開発事業予定地で、福井城の主要な門の一つ「下馬門」に通じる土橋を囲む石垣が残っていたことが12月27日までに、市の埋蔵文化財調査で確認された。土橋の幅は18メートルで、これまでに確認されたものの中では最大となる。
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土橋は周辺の水堀とともに昭和10(1935)年ごろまでに商業地の開発で埋め立てられたが、正確な大きさや形は記録されていなかった。土橋は堀を横断する通路として設けられた土堤。担当者は「多くの開発がされてきたエリアで、これだけきれいな状態で残っていたことは驚き」と話している。