広範囲に「高温に関する早期天候情報」 来週は一転して気温高く

 

 きょう3日(火)は北日本で気温が低く、北海道や東北北部は最高気温が0℃未満の真冬日の所が多くなっている。これから週末にかけても、全国的にこの時季らしい寒さの続く地方が多い見込み。

 ただし、その後は北日本や北陸でも寒気の影響を受けにくくなり、関東以西は暖かい空気に覆われる日が多くなりそうだ。特に、連休明けの10日(火)あたりからの5日間ほどは、平年より気温がかなり高くなる地方が多い見通し。

 このため、気象庁は北海道の日本海側、東北、東・西日本、奄美にかけての地方に「高温に関する早期天候情報」を発表し、農作物の管理等に注意するよう呼びかけている。積雪の多い地域では、急な気温上昇によるなだれにも注意が必要だ。

■早期天候情報とは
 原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。

© 株式会社ウェザーマップ