【新型コロナ】川崎で2人死亡、1512人感染

川崎市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り川崎市は5日、市内の70~90代の男女3人の死亡と、市内外に住む10歳未満~90歳以上の男女1512人の感染が新たに確認されたと発表した。

 市によると、宮前区の80代男性は昨年12月21日に陽性が判明。自宅療養をしていたが、同28日に容体が悪化し、同日に市内の医療機関に入院、1月1日に死亡した。男性は基礎疾患があり、ワクチンを2回接種していたという。

 同区の90代女性は有料老人ホームの入所者で、昨年12月21日に陽性が判明した。同日に市内の医療機関に入院し、3日に死亡。女性は基礎疾患があり、ワクチンの接種歴は不明という。

 川崎区の70代男性は昨年12月28日まで市内の医療機関に肺炎で入院していた。退院後に入居していた特別養護老人ホームに戻ったが、同30日に嘔吐などがあった。1月1日には呼吸苦などがあり、市内の医療機関に救急搬送され、陽性が判明して入院。3日に死亡した。男性は基礎疾患があり、ワクチンを5回摂取していたという。

 感染者の年代別の内訳は、20代が285人で最多。30代が278人、40代が237人、50代が200人、10歳未満が115人、70代が99人、60代が89人、10代が86人、80代が78人、90歳以上が45人。

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