韓国紙「NOジャパンがGOジャパンに...」「韓国人の日本旅行がコロナ前比482%増」

韓国の海外旅行需要が昨年末から急増している。韓国人の昨年11月のクレジットカードの海外使用額が夏のピークシーズンである8月の使用金額を上回り、昨年最大値を記録した。

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韓国与信金融協会によると、韓国の7大クレジットカード会社の個人クレジットカードの海外利用金額(一時払い+割賦金)は8729億ウォンだった。(約872億円)これは夏のピークシーズンである8月の使用額(8710億ウォン)を上回るなど異例のことだった。

国別の使用額伸び率(回復率)では日本が140%と最も高く、上位5都市のうち3か所が日本の福岡、大阪、東京だった。 昨年10月から日本の外国人入国禁止措置が解除され、円安などで日本旅行に対する需要が急増したためと見られる。

また、韓国の旅行宿泊プラットフォーム「ヤノルジャ」によると、韓国人観光客の日本への入国が許可された昨年10月から12月まで、対日取引額は2019年同期比で482%増加したという。コロナ前の水準をはるかに超えた形だ。 同期間の予約件数は295%増加した。韓国から日本へ旅行に行く消費者が急増したことが宿泊アプリでも証明されたわけだ。

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ヤノルジャによると、日本旅行客10人のうち4人が大阪を訪れた。東京、福岡、京都、札幌なども多かった。 「ヤノルジャ」のイ・チョルウン最高マーケティング責任者は「日本の宿舎取引額がコロナ以前と比較しても5倍以上急速に増加した」と説明している。

このような訪日人気について韓国メディアは、2019年から起きた日本製品不買運動と対比し、「NOジャパン?もはやGOジャパンになった」(ファイナンシャルニュース)などと伝えている。なかには、同じ韓国内の済州島よりも日本の方が安いという理由で日本旅行を選ぶ人もいるとか。

この報道をみた韓国のネットユーザーからは次のようなコメントが投稿されている。

「NOジャパンはやっても任天堂のゲーム機や日本旅行、ポケモンは無視できないんだな」
「不買運動やってた人たちは日本の近くに絶対に行ってはいけないんだな…」
「…一時、国民の80%が不買運動を支持したが…あのときの血気と狂気をどこに売り払ったんだ?」
「言う事と行動が異なる国民がこういうことをする」
「日本に行って韓国人を見学しよう」
「12月頭に行ってきたけどまた行きたい」
「国内で旅行しろ」

(以上)

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