1000万本の香り「のもざき水仙まつり」 7日から22日まで

「のもざき水仙まつり」をPRする山口委員長(左から2人目)ら=長崎市役所

 長崎市野母町の長崎のもざき恐竜パーク内で7日に始まる「のもざき水仙まつり」(実行委主催)をPRしようと、実行委の生産者らが6日、市役所を訪れ、来場を呼びかけた。22日まで。実行委によると、現在4分咲きで、見ごろは今月中旬以降を見込む。
 世界文化遺産に登録されている端島(軍艦島)を望む同パーク内の「水仙の丘」を中心に、約1千万本のスイセンを植栽。地域活性化を目的に旧町時代から同まつりを開き31回目。
 実行委の山口邦俊委員長(81)らが訪れ、田上富久市長にスイセンを贈呈。「恐竜とスイセンの花の香りを楽しんでほしい」とPRした。
 会場では土日祝日に市恐竜博物館の恐竜オブジェ前でスイセンの花束をプレゼント(各日1日2回、数量限定)。野母崎地区の飲食店を巡って応募すると特産品や食事券が当たるスタンプラリーや、ガイドとパーク内を散策するウオークラリーイベントも開く。詳しくは同パークのホームページを。

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