長崎スタジアムシティ 工事の安全を祈願 岩下社長「一丸となって走る」

長崎スタジアムシティ建設工事の安全を祈願する関係者ら=長崎市、淵神社

 通販大手ジャパネットホールディングス(HD、長崎県佐世保市)のグループ会社、リージョナルクリエーション長崎(長崎市)は6日、同市幸町に建設中の大型複合施設「長崎スタジアムシティ」の工事の安全を祈願した。
 長崎スタジアムシティはサッカースタジアムやアリーナ、ホテル、商業施設などを備える。来年9月完成を目指し、昨年7月に着工。年間利用者は約850万人、経済波及効果は約963億円を見込んでいる。
 祈願祭は同市淵町の淵神社であり、工事関係者ら約50人が出席。元日に就任した岩下英樹社長は参列者に「一丸となって走りきりたい」と呼びかけた。
 祈願祭後、岩下社長は報道陣の取材に応じ「来年9月、10月あたりをめどに、開業を目指して動いている」と改めて現状を説明。新年のスケジュールについては「中のサービスをどうするか、急ピッチで詰めないといけない。今年が本当に勝負。全力で取り組みたい」と言葉に力を込めた。

安全祈願祭を終え参拝者にあいさつする岩下社長

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