シーガルズ3連敗 デンソーに1―3、順位変わらず

第4セット、岡山シーガルズの佐伯亜魅加の強打がブロックされる。これを拾えず、セットカウント1―3で敗れた=岡崎市総合体育館

 バレーボールのV1は8日、愛知県の岡崎市総合体育館などで行われ、女子で10位の岡山シーガルズは9位デンソーに1―3で逆転負けし、3連敗となった。通算3勝9敗(勝ち点12)で、順位は変わらなかった。

 第1セット中盤までリードされたシーガルズはレフト佐伯の強打やセンター付欣田の速攻などで反撃し、ジュースの末に27―25で先取。しかし、第2セット以降は相手のサーブに苦しめられ、3セットを立て続けに奪われた。

 首位JTは久光を3―1で破って12勝目を挙げた。2位東レはトヨタ車体に1―3で敗れ、3位に後退。10連勝のNECが勝ち点差で2位に浮上した。

デンソー3―1岡山シーガルズ

25―27

25―14

25―17

25―15

 【評】岡山シーガルズは今季2度目の3連敗。佐伯、金田の両レフトらがサーブで狙われ、サーブレシーブ成功率は48.9%と攻撃の起点が定まらなかった。セットカウント1―2の第4セットは9―10と競り合いながら、中盤以降に連続失点で突き放され、最後は15―25で屈した。

 デンソーはブロックで7得点した麻野を筆頭に高さで圧力をかけ続けた。

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