きょう9日(月・成人の日)は、西・東日本の太平洋側で青空が広がる。一方、日本海側では朝は晴れている地域もあるが、午後は雨や雪の範囲が広がりそうだ。晴れ着に似合う空模様を逃さないようにしたい。
気温は朝・日中共にきのうより高い予想だが、あす10日(火)は真冬の寒さとなる。しかし、週後半は再び気温が上がりそうだ。
太平洋側は「晴れの日」に 山陰~北陸は青空が次第に狭くなる
西・東日本の太平洋側ではよく晴れそうだ。
一方、日本海側と北日本では前線の通過に伴い、午後にかけて雨や雪の範囲が広がる。特に山陰~北陸では、朝は晴れ間があるが、北陸は午後から、中国地方日本海側は夕方以降、雨や雪の範囲が広がる。夜になると山沿いで雪が強まりそうだ。
きのうより気温高い 日中は3月並みに
朝の冷え込みは、きのうより和らいでいる所が多い。午前5時現在の東京の気温は4.7℃と、きのうの同じ時間より2.5℃高くなっている。
日中もきのうより3℃前後、高くなる所が多い見込みだ。
比較的過ごしやすくなる一方で、日中は雪が溶けやすくなる。積雪のある地域ではなだれに注意が必要だ。あわせて、雪の側では転倒や袂の汚れなど足元に注意してほしい。
日毎に気温変化 「真冬」と「春先」を行って来い
きょうは広く3月並みの気温になる見込みだが、あす10日(火)は前線の後ろの寒気の影響で、真冬の寒さになる。特に寒気の影響を受けやすい北日本や北陸では、最高気温がきょうより5℃以上低くなる所もある見込みだ。しかし、木曜日以降は再び気温が上がり、ほとんどの地域で3月並みの予想。西日本では4月並みの気温が予想されている地域もある。
日毎に気温が変化するので、体調管理に注意が必要だ。
<9日(成人の日)の予想最高気温(前日差)>
札幌 2℃(+3℃)2月下旬並み
仙台 8℃(±0℃)3月上旬並み
新潟 9℃(+3℃)3月上旬並み
東京 14℃(+1℃)3月中旬並み
名古屋 13℃(+1℃)3月上旬並み
大阪 13℃(+1℃)3月上旬並み
福岡 16℃(+3℃)3月下旬並み
那覇 22℃(+1℃)3月中旬並み
(気象予報士・森戸美唯)