長崎県立中入試 880人挑む 長崎東、佐世保北、諫早高付属

緊張した雰囲気の中で問題用紙の配布を待つ受験生=長崎市、長崎東中

 長崎県立の中高一貫校、長崎東、佐世保北、諫早高付属の3中学校で8日、入学試験があり、880人が2倍を超える関門に挑んだ。
 各120人の定員に対し、長崎東299人、佐世保北286人、諫早高付属295人が受験した。内容は、思考力や判断力など総合的な力をペーパーテストで問う適性検査と、作文、面接。新型コロナウイルスの感染対策として、当日朝に記した健康チェックリストの提出も義務付けた。
 長崎市立山5丁目の長崎東中では、試験開始前に「携帯やスマホ、腕時計型端末の持ち込みは認めません」と校内放送。受験生は机の上に受験票や鉛筆、消しゴムなどをそろえ、問題用紙が配られるのを緊張した表情で待っていた。
 合否の結果は16日までに、本人と在籍小学校に通知する。


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