諫早市、二十歳の集い 「背中押せる存在に」誓う

「誓いのことば」を述べる(右から)杉本さん、松尾さん=諫早文化会館

 人生の節目を祝う諫早市の「二十歳の集い」が、宇都町の諫早文化会館で開かれ、晴れ着姿の若者たちが大人としての自覚や決意を新たにした。
 市によると、対象者は市民(住民登録者)だけで1183人(男597、女586)。進学や就職などで古里を離れた若者の姿もあり、久しぶりの再会に笑顔の花が咲いた。
 大久保潔重市長は「若い皆さんの柔軟な発想力と行動力で、地域の事業やまちづくりへの積極的な参画をお願いします。一緒に古里を盛り上げていきましょう」と式辞。若者有志でつくる実行委の企画として、小学校時代の恩師らが寄せたビデオメッセージが流され、式典に花を添えた。
 実行委を代表し、松尾羅唯さん、杉本るなさんが「誓いのことば」。「私たちを支え励ましてくださった皆さまへの感謝の気持ちを忘れず、いつか、誰かを支える立場になった時には、背中を押してあげる存在になれるよう努力していく」と力を込めた。


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