真庭市上水田の北房コスモス広場が、ハートやタワー形のイルミネーションで彩られた「ハート広場」となって市民らを楽しませている。冬季限定の恒例企画で、約15万球のLED(発光ダイオード)ライトを使用。今年はSDGs(持続可能な開発目標)を意識した展示品もお目見えしている。
広場の約4千平方メートルを装飾。ハートの形をした回廊(全長70メートル)や高さ約10メートルのタワーが水色や黄色など色とりどりにきらめき、来場者を魅了する。チャペルをイメージしたフォトスポットは、ピンクと白色に輝くハートオブジェを背景に、鐘を鳴らして写真撮影を楽しめる。
真庭市のごみから生まれたイノシシ形のアート作品「真庭のシシ」(全長5メートル、高さ3メートル)も登場。ペットボトル約600本で作った「SDGs」の文字と一緒にライトアップされ、環境への配慮を訴えている。
イルミネーションは住民有志ら約80人でつくる「イルミっていいね!倶楽部」が、地域を盛り上げようと2016年から開催。山本美智夫代表(67)は「カップルや友達、家族連れでも楽しめる。皆さん温かくして見に来て」と呼びかけている。
点灯は午後6時~10時で、2月14日まで。週末は地元飲食店などがフライドポテトやホットドリンクを販売する。