防災へ決意新た 大村で消防出初め式

園田市長らの観閲を受ける消防団員=大村市、シーハットおおむら

 大村市の消防出初め式が8日、同市幸町のシーハットおおむらであり、消防団員や消防署員ら約500人が1年間の防火、防災への決意を新たにした。
 式典で園田裕史市長は市消防団が昨年、防災功労者として内閣総理大臣表彰を受けたことなどに触れ、「地域防災力の中核となる消防団への期待は大きくなっており、さらなる資質向上と訓練に励んでほしい。市としてもより一層災害に強い町づくりに取り組んでいく」と式辞を述べた。
 永年勤続功労章などの表彰があり、「火の用心」を三唱。新型コロナ禍を受け全体での一斉放水はせず、同施設駐車場での観閲式のみ実施した。
 市によると、市内で昨年1年間に発生した火災件数は24件だった。

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