知事「非常に危機感」 また鳥インフルエンザの疑い 広島・三次市の農場【動画ニュース】

広島県内でまた鳥インフルエンザの疑いが判明しました。確定すれば、今シーズン、5例目です。

県によりますと、9日、三次市にある採卵用の農場から「死ぬニワトリが増えている」と連絡がありました。簡易検査した13羽全てが、高病原性鳥インフルエンザ陽性と確認されました。

県は、遺伝子検査を実施していて、そこでも陽性が確認されれば、この農場で飼育されているおよそ83万5000羽の殺処分を始めるということです。

広島県 湯崎英彦 知事
「県内でも、今回の非常に大きな農場含めて多数発生していて、非常に危機感を感じているところです」

県内では先月、世羅町にある4つの採卵用の農場で鳥インフルエンザが確認されました。4つの農場であわせておよそ72万羽が殺処分されています。

湯崎知事は、「流通への影響も確認し、卵が入手できない事態にならないように対応を考えたい」としています。

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