「宇都宮」を売り込め 移住促進へCM放送 総額1億円、東京圏で展開

市の移住定住プロモーションCMの一場面

 【宇都宮】働き方の変化に伴い地方移住への関心が高まる中、移住先としての市の魅力を売り込もうと、市と民間団体で構成する宇都宮ブランド推進協議会は、東京圏(埼玉、千葉、神奈川県含む)をターゲットに、テレビCMを核とする移住定住プロモーションを今月展開する。総額約1億円を投じた一大事業で、自治体単位の取り組みとしては全国でも数少ないという。

 CMのほかインターネット広告、電車や駅の鉄道広告、テレビ番組の見逃し配信などと連動し、専用ホームページに誘導して市への移住相談につなげる。

 CMは新幹線で東京から最短48分という近さ、次世代型路面電車(LRT)が走る街並み、子育て環境や住環境の良さをアピールする内容。数々のドラマに出演する子役加藤柚凪(かとうゆずな)さんを起用し、市内で撮影した。

 11〜31日に日本テレビ、TBS、フジテレビで計120回ほど放送する。延べ約1億3千万人以上が目にする想定という。

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