栃響定期演奏会、2月開催 フルート瀧本実里(宇都宮出身)共演

瀧本実里(c)Makoto Kamiya

 県交響楽団(栃響)は2月5日午後2時から、宇都宮市文化会館大ホールで第112回定期演奏会を開く。ソリストに同市出身のフルート奏者瀧本実里(たきもとみさと)を迎える。

 栃響は県内の芸術、文化の向上を図るため、1970年に結成されたアマチュアオーケストラ。当日はモーツァルトの交響曲第31番「パリ」、イベールの「フルート協奏曲」、ブラームスの「交響曲第4番」を披露する。指揮は三原明人(みはらあきひと)が務める。

 ソリストの瀧本は東京音楽大出身。2019年は、びわ湖国際フルートコンクール一般部門、東京音楽コンクール木管部門、日本音楽コンクールフルート部門で1位に輝き、3冠を達成した。また21年には第25回コンセール・マロニエ21木管楽器部門で1位となるなど、大注目のフルート奏者だ。

 チケットは一般1200円(当日1500円)、小中高校生600円(同800円)。全席自由。同館プレイガイドなどで扱っている。(問)栃響事務局028.643.5288。

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