学芸館イレブン「応援が力に」 全国高校サッカーV 知事に報告

伊原木知事(手前)に優勝を報告し、祝福を受ける学芸館高のイレブン

 第101回全国高校サッカー選手権で岡山県勢初の優勝を果たした学芸館高(岡山市東区西大寺上)のイレブンが11日、県庁を訪問し、伊原木隆太知事に快挙を報告した。

 県職員約200人が拍手で迎える中、優勝メダルを首にかけた選手たちが到着。高原良明監督がベンチメンバーを含めた選手一人一人を紹介し「1回戦から勇気を持って戦い、全国3883校の頂点に立つことができた」と振り返った。

 東山高(京都)との9日の決勝戦を国立競技場(東京)で観戦した伊原木知事は「あの頑張り、食らいつきは一生忘れない。部員みんなで勝ち取った優勝は本当に価値が高い」と祝福。主将の3年井上斗嵩(つかさ)選手(18)は「多くの方々が応援してくださり、力になった」と感謝の言葉を述べた。

 2大会連続5度目出場の学芸館高は3回戦で国学院久我山高(東京A)を破って初の8強に進出。準々決勝で佐野日大高(栃木)、準決勝で神村学園高(鹿児島)を破り、決勝は東山高を3―1で下した。

© 株式会社山陽新聞社