学芸館サッカー部たたえる懸垂幕 岡山市、市役所と東区役所に掲出

学芸館高男子サッカー部の快挙をたたえ、市役所に掲げられた懸垂幕

 岡山市は11日、第101回全国高校サッカー選手権で岡山県勢初の優勝を飾った学芸館高(東区西大寺上)の男子サッカー部をたたえる懸垂幕を市役所と東区役所に掲げた。いずれも31日まで。

 市役所の懸垂幕は縦7メートル、横0.86メートル。高校名、大会名とともに、白抜きの「祝」の下に赤字で「優勝!!」と記し、大森雅夫市長らが見守る中、庁舎北側壁面に掲げられた。

 2大会連続5度目出場の学芸館は3回戦で国学院久我山(東京A)を破り、初のベスト8に進出。準々決勝は佐野日大(栃木)、準決勝は神村学園(鹿児島)を撃破し、9日の決勝で東山(京都)を3―1で下して日本一に輝いた。

 決勝戦を東京の国立競技場で観戦した市長は「1戦1戦強くなるチームの姿を見て、優勝を確信して応援していた。歴史的な快挙を成し遂げてくれた」と話した。

 市は、男子サッカー部に人見絹枝スポーツ顕彰のスポーツ栄誉賞を贈ることも決定。13日に表彰式を市役所で行う。

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