138億円でチェルシーにムドリク売却のシャフタール、32億円をウクライナ兵支援に寄付

チェルシーはウクライナ代表ミハイロ・ムドリクの移籍についてシャフタールと合意に達した。

アーセナルが獲得に迫っていたが、チェルシーは22歳の彼と8年半という長期契約を結んでいる。その移籍金総額は8800万ポンド(138億円)にもなるとされている。

ムドリクの移籍を受けて、シャフタールのリナト・アフメトフ会長は声明を発表。

ロシアとの戦闘で戦士したウクライナ兵の家族を支援するプロジェクトを立ち上げ、それに2500万ドル(32億円)を割り当てるとした。

兵士や家族を支援するための資金は医療提供を含めた様々なニーズに対応するために使われるとのこと。

【関連】プレミアリーグに「来ないほうが良かった」10名

また、チェルシーとシャフタールはドネツクのドンバス・アリーナで親善試合も行う約束も交わした。ドンバス地区での戦闘のために、シャフタールは2014年以降は同スタジアムでプレーできていない。

チェルシーはロシアの大富豪ロマン・アブラモヴィッチ氏が保有していたが、ロシアのウクライナ侵攻の影響でクラブを新オーナーに売却することになった。

© 株式会社ファッションニュース通信社