【新型コロナ】川崎で4人死亡1107人感染 高齢者施設3カ所で新たなクラスター

川崎市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、川崎市は18日、市内外の60代~80代の男女4人の死亡と、10歳未満~90歳以上の男女1107人の感染が新たに確認されたと発表した。

 市によると、同市川崎区の60代女性は昨年12月28日に感染が判明。同30日に市内の病院に入院し、今月3日死亡した。女性は基礎疾患があり、ワクチンは接種していなかったという。

 同市幸区の80代女性は市内の病院に入院し、今月4日に感染が判明。同13日死亡した。女性は基礎疾患があり、ワクチン接種の有無は不明という。

 静岡県の70代男性は市内の病院に入院し、今月5日に感染が判明。同15日死亡した。基礎疾患があり、ワクチンを3回接種していたという。

 同市多摩区の80代男性は市内の病院に入院し、今月8日に感染が判明。同17日死亡した。男性は基礎疾患があり、ワクチンを2回接種していたという。

 感染者の年代別の内訳は、20代が175人、40代が157人、50代が154人、30代が151人、10歳未満が110人、10代が109人、60代が95人、70代が73人、80代が55人、90歳以上が28人。

 高津、宮前、麻生区の高齢者施設計3カ所で関係者5人~21人の感染が判明し、市はそれぞれクラスター(感染者集団)と認定した。

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