【新型コロナ】川崎で3人死亡、1010人が新たに感染

川崎市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り川崎市は17日、60~70代の女性3人の死亡と、市内外に住む10歳未満~90歳以上の男女1010人の感染が新たに確認されたと発表した。

 市によると、麻生区の70代女性は8日に陽性が判明して15日に亡くなった。女性は基礎疾患があり、ワクチンは3回接種していたという。

 同区の別の70代女性は13日に陽性が判明し、15日に死亡した。女性は基礎疾患があり、ワクチンは接種していなかったという。

 横浜市の60代女性は同居者に陽性者がおり、12日に検査をして陽性が判明した。同日に川崎市内の医療機関に入院し、15日に亡くなった。女性は基礎疾患があり、ワクチンは接種していなかったという。

 感染者の年代別の内訳は、30代が163人で最多。40代が161人、20代が152人、50代が131人、10歳未満が122人、10代が82人、60代が71人、70代が56人、80代が55人、90歳以上が17人。

 多摩区の高齢者グループホームで30人、麻生区の特別養護老人ホームで19人、幸区の特別養護老人ホームで5人、多摩区の小規模多機能施設で14人の感染が新たに判明し、市はクラスター(感染者集団)と認定した。

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