【宇都宮】市と宇都宮大の学生、スーパーたいらやが昨年、共同開発した「減塩・野菜(ベジ)増し弁当」の第2弾「心躍る♪カラダおもてなしフルコース弁当」が19〜25日、県内のたいらや各店で販売される。調整中だった価格は862円に決まった。
弁当は、県民的課題である塩分の取り過ぎと野菜不足の解消を主眼に企画。同大地域デザイン科学部コミュニティデザイン学科の3年生6人が中心となってレシピなどを考案し、市の管理栄養士やたいらや社員らの助言を受け開発した。
「自然に健康になれる」をコンセプトに、おいしさと栄養バランスの両立を追求した3種類がある。昨年11月、第1弾として栗や秋サケなど秋の食材を取り入れた「彩楓(いろは)弁当」を発売し、1週間で約1800個が売れたという。
第2弾となるフルコース弁当は、肉や魚、サラダ、デザートなどを盛り込み品数が豊富な内容。約130グラムの野菜を使用した一方で、食塩相当量は2グラム以下に抑えている。
第3弾の「生姜(しょうが)焼き弁当」は2月16〜22日に販売する。