世界遺産の島 宮島の夜空に先週に続き「週末花火」 厳島神社の大鳥居保存修理工事の完成を記念して

世界遺産の島・宮島(広島県廿日市市)で21日、「週末花火」が開催されました。

「週末花火」は厳島神社の大鳥居保存修理工事の完成記念と閑散期の観光客誘致を目的として、今月、土曜日に3週連続開催予定で、きょう(21日)は、14日に続く2回目でした。午後6時から、およそ300発の花火が打ち上げられました。

廿日市市の松本太郎市長はこの花火大会の開催を発表した際、「宮島水中花火大会の中止以降、復活をのぞむ多くの声をいただいてきた。以前のようにとはいかないが、分散して多くの皆さんに楽しんでいただける『週末花火』を実施することにした」と説明しています。

およそ50年に渡って、毎年8月に行われていた「宮島水中花火大会」は、2020年、2021年は警備体制が確保できないことから中止に…、2022年以降は、「観客の安全確保の難しさ」などを理由に開催打ち切りが発表されていました。

© 株式会社中国放送