芳賀町唯一の書店維持へ努力 絵本のセレクトショップ 巨大ブックツリーも

店長の森敦さん(左)と妻でマネジャーの多佳子さん

 【芳賀】人口減少やスマートフォンの普及などで各地の書店の数が減る中、町唯一の書店である祖母井(うばがい)南1丁目の「BOOK FOREST 森百貨店」は1世紀近くにわたって営業を続ける。2021年には店の巨大な本棚「ブックツリー」が町の観光ガイド冊子の表紙を飾るなど、町のシンボルの一つにもなった。「絵本のセレクトショップ」として約3500冊の絵本を取りそろえるなど、独自の店舗運営で生き残りを図っている。

店内にそびえ立つ高さ約6.2メートルのブックツリー
店舗の外観

© 株式会社下野新聞社