強烈寒波への備えはお早めに

きょうは北日本では雪が降り、西日本も夕方以降は広く天気が崩れますが、東日本は日差しが届く見込みです。
週の中頃は記録的に強い寒波の影響を受けるおそれがあります。天気の世界では上空の寒気の強さを主に2つに分けて、天気や気温を判断しています。上空約5000メートル付近に強い寒気が入ると雪雲が発達をして雪の量が多くなることがあり、約1500メートル付近の寒気が強いと地上気温も大きく下がる傾向があります。今回の寒波は特に後者の影響が大きく、火曜日から木曜日は全国的に交通機関に影響が出るような大雪や猛吹雪となる危険があり、市街地でも水道管の凍結に注意が必要です。

気象予報士・益山 美保

画像について:22日午後9時の予想天気図。

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