「ランタンナイト・ツアー」初企画 オープンバスで装飾エリア周遊 長崎遊覧トラベル

車窓から間近に見えるランタンを楽しむ参加者=長崎市内(林田友広撮影)

 22日から2月5日までの長崎ランタンフェスティバル期間中、長崎遊覧トラベル(長崎市)が、天井を開放したオープンバスで装飾エリアを巡る「ランタンナイト・ツアー」を初めて実施する。21日の試験点灯に合わせ試乗会があり、観光関係者ら約20人が車窓からランタンの明かりに彩られた街並みを堪能した。
 系列会社の長崎遊覧バス(同市)が2021年に導入した大型バス「Sora風(そらかぜ)バス」を使用。開放感にあふれ、客席部分が通常のバスより約30センチほど高く、いつもと違った視点で楽しめるのが特徴という。
 試乗会ではバスガイドから説明を受けながら、中島川や新地中華街周辺などを周遊。参加者は席に座ったまま、間近に見えるランタンを写真に収めるなど「車上の旅」を楽しんだ。
 ツアーは出島表門橋前発着で、毎日午後6、7、8、9時発の計4回実施。所要時間約45分。雨天時は天井部を閉じて運行する。料金は3歳以上1500円。申し込みは出発30分前までに、長崎遊覧トラベル(電095.856.0200)。


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