岡山県内の大学のトップを切り、川崎医科大(倉敷市松島)で22日、一般入試が始まり、1331人が難関に挑戦した。
英語、数学、理科、小論文の4科目による1次試験を実施。受験生たちは注意事項の説明を聞いた後、開始の合図と同時に、真剣な表情で問題に取りかかった。
定員約45人に対する競争率は約30倍。卒業後に特定地域で一定期間医師として働くことを条件とした「地域枠」の1次試験もあり、岡山(定員約10人)、静岡(10人)、長崎(6人)の3県分に、一般入試との併願を含む153人が受験した。
会場では検温、体調チェックを行い、座席の間隔を空けるなどの新型コロナウイルス対策が取られた。
結果は24日に発表。通過者は30、31日に面接による2次試験に臨む。合格者は2月2日に発表される。