ファジ 宮崎で気迫のキャンプイン 全30選手、攻守の連係向上図る

キャンプインし、練習に励むファジアーノ岡山イレブン=宮崎県総合運動公園

 サッカーJ2ファジアーノ岡山は22日、宮崎市の宮崎県総合運動公園でキャンプインした。「J2優勝、J1昇格」を掲げるチームは2月4日までの14日間、トレーニングと対外試合で攻守の連係向上を図り、同18日にアウェーで迎える磐田との開幕戦に備える。

 12年目となる宮崎キャンプには全30選手が参加。初日は午前と午後の2部練習を行い、紅白戦では就任2年目の木山隆之監督が指示を飛ばす中、選手たちが気迫あふれるプレーを見せた。

 対外試合は24日のJ1鹿島戦を皮切りにJ2熊本などを相手に予定。J1G大阪から新加入したU―19日本代表のFW坂本一彩(いさ)は「しっかりと試合でアピールしたい。選手それぞれの動きを理解し、連係面も高めたい」と話した。

 過去最高の3位と躍進した昨季の主力がほぼ残留し、新たに若手の有望株が多く加わった。木山監督は「(新旧メンバーで)どんどん競争し、力を高め合ってほしい」と期待した。キャンプは3年ぶりに有観客で実施される。

キャンプインし、練習に励むファジアーノ岡山イレブン

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