香るロウバイ 境内に彩り 長崎・松森天満宮

冬の境内に彩りを添えるロウバイ=長崎市、松森天満宮

 学問の神様で知られる菅原道真を祭る長崎市上西山町の松森天満宮でロウバイの花が満開を迎え、冬の境内に彩りを添えている。
 中国原産でロウバイ科の落葉樹。同天満宮にある4本のうち、本殿近くの1本が黄色い花をひっそりと咲かせた。ほのかに甘い香りを漂わせて参拝者らを楽しませている。
 同天満宮によると、今年は例年より開花が早く、今月10日ごろから咲き始めた。月末まで楽しめるという。禰宜(ねぎ)の伊奈由貴子さんは「先週は暖かく梅の開花も期待したが、もう少し先になりそう」と話していた。


© 株式会社長崎新聞社