バックス阿部、宮田入団会見 憧れのプロ チームに刺激

入団会見で目標を色紙に記したバックスの阿部(左)と宮田=県庁

 アイスホッケーアジアリーグのHC栃木日光アイスバックスは25日、県庁で新入団選手の記者会見を開き、FW阿部泰河(あべたいが)(22)とFW宮田大輔(みやただいすけ)(21)=いずれも北海道出身、東洋大=が「ルーキーらしく」「憧れられる選手」とそれぞれの目標を色紙に記し、抱負を語った。

 2人は米国で行われた世界ユニバーシティー冬季大会から24日に帰国し、25日にチーム練習へ合流。阿部はスピードを生かしたプレーと強い気持ち、宮田はスピードと中距離からのクイックシュートを武器とする。

 中学時代からプロを志しサインの練習もしたという2人。バックスから声がかかり、阿部は「昔から見ていて憧れだった」、宮田は「パスをつないでみんなで攻めるホッケーにすごく興味があった」と入団を喜んだ。

 28日のアウェーひがし北海道戦から出場可能。阿部は「まだ若いので、走って、当たって、シンプルなプレーでチームに勢いを与えたい」、宮田は「プロである以上、リンクの中で魅了しなければいけないと思っている」とデビューの時を楽しみにしている。

 2人の入団でFWは13人になる。試合に出られるのは12人で、飯村喜則(いいむらよしのり)GMは「競争率が上がるのでプレーオフに向けていい刺激を与えてほしい」と期待をかけた。

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