長崎スタジアムシティ 産学官連携へ意見交換 ソフトバンク、知事、長崎大など

長崎スタジアムシティプロジェクトの建設現場を視察する一行=長崎市幸町

 通販大手ジャパネットホールディングス(HD、佐世保市)は27日、長崎市幸町で来年の開業を目指して進める「長崎スタジアムシティプロジェクト」で産学官連携を目指すための意見交換会を開き、関係者が建設現場を視察した。
 情報通信技術(ICT)パートナーシップを結ぶソフトバンク(東京)の宮川潤一社長や大石賢吾知事、田上富久市長、情報データ科学分野の大学院キャンパスがオフィス棟に入居予定の長崎大の河野茂学長らが出席。建設現場を歩いて回り、ジャパネットHDの髙田旭人社長や企画運営を担うリージョナルクリエーション長崎の岩下英樹社長から各施設の概要を聞いた。
 視察を終えて宮川社長は「いいプロジェクト。細かなアイデアを聞いて民間が命懸けでやっていることが伝わり、感動した」と感想を述べた。髙田社長は「プロジェクトの成功は長崎の人口を増やすことだと思っている。みんなで長崎を盛り上げていきたい」と呼びかけた。

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