雪捨て場2カ所開設 船見公園駐車場と上越大橋付近 1日から運用開始 上越市

 上越市は1日から、市内2カ所に雪捨て場を開設する。前日の1月31日は、雪を捨てるためのステージ造りが進められ、雪の搬入と圧雪、鉄板の敷設が行われた。

上越大橋付近での雪捨て場開設作業。搬入された雪を圧雪し、鉄板を敷いていった(1月31日午前10時10分ごろ)

 雪捨て場の作業を担当する田中産業(上越市土橋)によると、河川敷の雪捨て場は堤防の高さ、川から7メートル手前までなど、開設に細かい決まりがあり、運用開始時は鉄板120枚程度が設置されるという。
 大雪のピークは過ぎたが、平地でも1メートル以上の雪が残っている地点もある。担当者は「除雪作業で雪捨て場が活用されるのはこれから。初日は混雑するが、捨てられた雪で広くなるにつれて車の出入りがスムーズになる」と話し、「雪捨て場内では急がず、ルールを守って使用してほしい」と呼び掛けた。
 雪捨て場は、船見公園駐車場(関川河口左岸)と上越大橋付近の関川河川敷(下流右岸)の2カ所。時間は日曜を除く、午前9時から午後4時30分まで(正午から1時間休止)。利用者は前日までに市雪対策室(電025・526・5111)へ氏名、搬入する車両数などを連絡する。利用の連絡がない日は開設せず、砂利やガラなどが混入した雪は捨てられない。

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