長崎県は1日、県民に運動や食生活改善などを呼びかける「はじめる！長崎健康革命」の健康づくりアプリの配信を始める。歩数や健康イベントの参加、健診を受けるとたまるポイントを使い、協力店でサービスなどを受けられる。県産品が当たる抽選会にも参加できる。
県は健康長寿日本一を目指し、プラス10分の運動や食事の減塩、野菜摂取、禁煙、健診の促進を図っている。楽しんで健康づくりに取り組めるようにアプリの開発を進めていた。
アプリをスマートフォンにダウンロードすれば、歩数を数えてくれる。歩数に応じて1日最大20ポイント獲得可能。月間の歩数や消費カロリーがグラフで確認でき、年代や地域、企業別などのランキングも出る。西九州新幹線をたどるルートや世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」を巡るルートなど仮想の散歩コースを踏破すれば別途ポイントがもらえる。
今後、アプリの愛称を募集する予定。3月31日までにダウンロードすれば特別ポイントをもらえる。
県警も施設敷地内を23年度から全面禁煙にするなど運動は広がりを見せる。31日の定例会見で大石賢吾知事は「健康革命の浸透を図り、県警、市町、企業などと連携して健康寿命日本一の実現に取り組む」と意気込みを話した。
