上越市にサテライトオフィスを置くIT企業、クラスメソッド(東京都)のスタッフが1月30日から2月2日まで、地域ならではの魅力を楽しむワーケーションを行っている。
参加しているスタッフは2人。プログラムは観光庁のモデル事業で、同市内の民間団体「上越ふるさとワーケーションプロジェクト」が同社と共同で作っている。
2人は午前、中郷区岡沢の「ユキサト スノーモービルツアーズ」で、スノーモービル乗車を体験。インストラクターから操縦の仕方を教わり、約1時間30分にわたって雪原を走った。初めてのスノーモービル体験で緊張していたが、雪原から戻ってくる頃には操縦に慣れ、すっかりリラックスした様子。「雪景色を眺めることができて良かった」「今度は子どもと2人乗りを楽しみたい」などと話していた。
午後は上越妙高駅西口の「フルサット」内にあるコワーキングスペースで仕事に励んだ。2人は約3時間、オンラインでの打ち合わせなどを行った。
インドネシア出身のスライマン・アブドゥラ―パネさん(23)は普段、神奈川県川崎市のオフィスで働くエンジニア。「午前にスノーモービルで遊んで、リフレッシュできた。気分が良いので仕事がはかどります」と話していた。