長崎県内公立高 前期選抜始まる 2期制3回目、5850人志願

試験開始を待つ受験生=長崎南高

 長崎県内公立高の2023年度入試の前期選抜が1日、始まった。学校推薦制度を廃止し、前期・後期制を導入して3回目。前期は定員3083人に対し5850人(文化・スポーツ特別選抜の342人を含む)が志願した。
 長崎市上小島4丁目の県立長崎南高では、定員60人に対し、132人が受験。マスク姿の生徒たちは緊張した表情で試験の開始を待っていた。
 この日は多くの高校で国語、数学、英語の学力調査などを実施。7校では2日に面接などがある。合格者は8日午後2時以降、各校のホームページで発表する。
 県教委によると、全日制55校の全定員は8880人。後期選抜は3月7、8日。国語、社会、数学、理科、英語の5教科の学力検査と面接を実施する。


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