「広島サミットに向け テロ対策の徹底を」 旅客船など運航事業者の研修会

5月のG7広島サミットを控え、中国運輸局は、海上でのテロを防ぐため旅客船などの運航事業者を対象に研修会を実施しました。

中国運輸局 益田浩 局長
「特に海上輸送が盛んな広島の地では船舶についてもテロの脅威があります」

中国運輸局の益田局長は、冒頭のあいさつで、参加した運航事業者に旅客船などの安全運航とともにサミットに備えたテロ対策の徹底を要請しました。

続いて、第6管区海上保安本部が、旅客船など運航事業者の職員が危機意識を持つことに加え、警備担当者の巡回や「テロ警戒中」と記載された張り紙の掲示など「見せる警備」の重要性を紹介しました。

さらに監視カメラの設置や増設、実施したテロ対策訓練の積極的な広報、そして乗客に対して不審なことに気づいたら通報協力を呼びかける船内アナウンスを実施することなどがレクチャーされました。

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