いちごサンド、人気店監修ラーメン… セブンが栃木県産食材で新商品

新商品を手にする福田知事(左)ら

 栃木県内の店舗で県産食材を使った新商品5品の販売を始めたコンビニ大手のセブン-イレブン・ジャパン(東京都)の社員らが8日、県庁を訪れ、福田富一(ふくだとみかず)知事に取り組みを報告した。

 同社は県と地域活性化などを目指し、2008年に包括連携協定を締結している。15周年を記念して、1日から県内461店舗で「とちぎ未来創造うまいものフェア」を実施している。県によると、売り上げの1%は県に寄付され、農林業振興に充てるという。

 新商品は佐野市内の人気ラーメン店「日向屋(ひなたや)」が監修した県産小麦麺の佐野ラーメン(税別460円)、県産とちおとめを使用したいちごサンド(同430円)、県産ニラを使ったニラそば飯おむすび(同150円)など。

 ラーメンといちごサンドを試食した福田知事は味に太鼓判を押し、「(同社は)栃木が魅力度ランキングで低迷した時も県産品で商品を作ってくれた。ありがたい」と長年の貢献に感謝していた。

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