11日に那須塩原で「カカオフェス」初開催 中南米産チョコなど販売 バリスタのトークショーも

 【那須塩原】主に中南米産カカオの魅力を発信する「カカオフェス」が11日、本町の市まちなか交流センター(くるる)で初開催される。チョコレートや菓子が並び、カカオにまつわるセミナーとトークセッションも行われる。主催する輸入業「BRISA&TIERRA」(那須町高久乙)の山口宗(やまぐちたかし)代表(53)は「カカオのおいしさとその価値を知ってほしい」と話す。

 山口さんは2年前に都内から同町へ移住し、中南米産コーヒー豆やカカオ製品を全国のカフェなどに卸している。

 フェスでは中南米産チョコレートやそれを使った地元菓子店の手作り菓子などの販売、菓子作りのワークショップ、国際資格を持つバリスタ加地吉則(かじよしのり)さんのトークショーを行う。山口さんによるセミナーも開かれ、手間暇がかかるカカオ栽培の裏側など原産国の現状を紹介する。

 山口さんは「本当においしいカカオやチョコレートを知ってもらうことで、今後も選び続けてもらう入り口にしたい」と語った。

 午後1〜7時。入場無料(ワークショップは1組500〜千円)。(問)山口さんinfo@brisacafe.com

 

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