全九州選抜高校バレー 男子・大村工と女子・純心女 そろって8強入り

【女子予選4パート代表決定戦、純心女―都城商】純心女のOH中嶋がスパイクを放つ=島原復興アリーナ

 バレーボールの第33回全九州選抜高校大会第1日は11日、島原市の島原復興アリーナなどで男女の予選グループ戦が行われ、長崎県勢は1月の県新人大会を制した男子の大村工と女子の純心女がそろって8強入りした。
 コロナ禍で3年ぶりの開催。男女とも各県上位4校が出場した。予選はそれぞれ8グループ各4校に分かれ、2試合ずつのリンクリーグを実施。1位校が決勝トーナメントに進んだ。各グループで2勝同士が出た場合は1セットマッチの代表決定戦で勝負を決めた。

【男子予選4パート、大村工―九州産】第2セット、大村工のOH横山がスパイクを決めて17点目=島原市、島原高体育館

 男子の大村工は鹿屋農(鹿児島)と九州産(福岡)にストレート勝ち。グループ内で唯一2勝して予選突破した。女子の純心女は2勝で並んだ都城商(宮崎)との代表決定戦を25-22で競り勝ち8強入りした。
 男子の長崎南山と女子の九州文化学園も2勝したが、代表決定戦で長崎南山は佐賀学園、九州文化学園は熊本信愛女学院に惜しくも敗戦。男子の鎮西学院と佐世保南、女子の聖和女学院と創成館も予選で姿を消した。
 最終日は12日、同アリーナで男女の決勝トーナメントを実施。準々決勝で大村工は大分工、純心女は鎮西(熊本)と対戦する。


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