大野市議会議員選挙、新人は全員当選 定数16に削減された初の選挙、2023年2月12日投開票の結果

大野市議選の開票作業をする市職員=2月12日午後9時半ごろ、福井県大野市の結とぴあ

 任期満了に伴う福井県の大野市議選は2月12日、投票が行われ、即日開票の結果、現職11人、元職1人、新人4人が当選し、新市議16人の顔ぶれが決まった。定数が18から16に削減された初の選挙は立候補者18人による少数激戦となり、新人が全員当選を果たし、現職、元職それぞれ1人が涙をのんだ。⇒大野市議会議員選挙2023開票結果はこちら

 投票率は58.50%で、過去最低だった前回2019年の60.82%を2.32ポイント下回った。

 現職の林順和氏が1784票を獲得し、前回に続きトップ当選を果たした。元職の山崎利昭氏、新人の岸本一敏氏が続いた。党派別は自民、公明、共産が各1人、無所属13人。女性は現職3人が議席を守った。

 地区別では、最多10人が出馬した大野地区が現職6人、元職1人、新人2人の計9人が当選。下庄は現職2人、富田は現職、新人各1人、上庄は現職2人、阪谷は新人1人が当選を果たした。

 開票は午後9時15分から同市の結とぴあで行われ、同10時40分に結果が確定した。

© 株式会社福井新聞社