市立校の人気続く…普通科の最高は市立浦和の2.30倍、次点は川口市立 埼玉県公立高の入学志願者数発表

埼玉県公立高入試、志願者数を発表

 埼玉県教育局は13日、2023年度の県公立高校の入学志願者数を発表した。転編入学者らを除き、全日制は137校の入学許可予定者数3万6002人に対し、4万70人が志願。倍率は1.11倍で、前年度から0.01ポイント減少した。定時制は24校の2060人に対し1103人が志願し、倍率は0.54倍だった。

 同局高校教育指導課によると、全日制の普通科は2万6562人の入学許可予定者数に対して3万1103人(倍率1.17倍)が志願。専門学科は7695人に対し7347人(同0.95倍)、総合学科は1745人に対して1620人(同0.93倍)が志願した。

 全日制の普通科で最も倍率が高かったのは、市立浦和で2.30倍。川口市立が1.95倍、浦和が1.67倍と続いた。専門学科では大宮の理数科が2.85倍で最も高かった。倍率が1.00倍を下回り定員割れになった高校は、普通科が26校(25普通科、2コース)、専門学科が35校44学科、総合学科が7校。

 志願先の変更受け付けは2月15、16日。2月22日に学力試験が行われ、24日に一部の学校で実技試験や面接を行う。合格発表は3月3日。

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