琴も筆もけん玉も広島だ! G7広島サミットに期待 広島の伝統工芸を東京でアピール

広島サミットをきっかけに地元の伝統工芸を広く知ってもらおうと、東京・銀座の県のアンテナショップ「TAU(タウ)」でイベントが開催されました。

福山琴を演奏しているのは、「和楽器バンド」のメンバー・いぶくろ聖志 さんです。今回のライブも定員があっという間に埋まったという人気アーティストです。

使った福山琴は、福山城にあった樹齢60年の桐の木から作られたそうです。福山藩の初代藩主・水野勝成をテーマにした曲も披露されました。

こちらは、呉市の川尻筆のコーナーです。書筆の使い心地を熱心に試すお客さんもいました。

こちらの高価な化粧筆は完売し、関係者も喜んでいました。

廿日市市が発祥のけん玉の体験会も開かれ、名人の 砂原宏幸 さんが、うまく操るコツや年齢に関係なく楽しめるけん玉の魅力を伝えました。

広島県 観光課 日野佑亮 さん
「もっと、広島で有名だけれども全国で知られていないものをどんどんPRできるイベントを企画できればなと思っております」

広島県内の市や町のサミット効果への期待は大きく、県は、今後もTAUで各地の魅力を積極的に発信していきたい考えです。

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