エルヴィス・プレスリーのジェット機、3500万円で落札 バンド仲間、スタッフらの移動で使用

故エルヴィス・プレスリーさんのプライベート・ジェットが、26万ドル(約3500万円)で落札された。エルヴィスが使用していた1962年製ロッキード1329ジェットスターは、これまで40年間ニューメキシコ州のロズウェル国際航空センターの駐機場に置かれており、先月エルヴィスの88歳の誕生日に落札され、新しい住処を見つけたという。

エルヴィスの元妻プリシラ・プレスリーは、1月8日にフロリダ州で開催されたメカム・キシミー・コレクター・カー・オークションに参加。1977年8月に42歳で亡くなったエルヴィスは、車と飛行機の収集が大きな「喜び」であったことを語った。

エルヴィスは、1976年に84万ドル(約1億円)という大金でこの飛行機を購入。マネージャーのトム・パーカー大佐、バンド仲間、スタッフらの移動、また演奏に使う機材の運搬のために使用した。

外装は修理が必要な状態というものの、内部は60年代オリジナルの赤いベルベットのシート、ウッドパネル、ゴールドの仕上げ、さらにレトロなエンターテインメントシステム、キッチンには電子レンジも備えているという。2017年に43万ドル(約6000万円)で購入した実業家ジム・ガグリアルディが最後の所有者となっている。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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