「パット入った」比嘉一貴がベストスコアで3位浮上 蝉川泰果は予選落ち

比嘉一貴が2日目に浮上した(大会提供)

◇欧州男子◇タイクラシック 2日目(17日)◇アマタスプリングCC(タイ)◇7505yd(パー72)

53位から出た比嘉一貴が8バーディ、ボギーなしの「64」、フィールドベストスコアをマークして6人が並ぶ通算10アンダー3位に浮上した。単独首位のラファ・カブレラベロー(スペイン)と3打差と好位置で決勝ラウンドを迎える。

昨年度の日本ツアー賞金王は「きのう(初日)よりもパッティングが入った。長いのも、短いのも」と振り返った。17番(パー3)ではミスショットから3mを沈め、3連続バーディの口火を切った。4月に初出場する「マスターズ」にも弾みをつけたいところ。「このコンディションだと、どんどん皆伸ばしてくると思う。あした、もう1回同じようなスコアが必要なのかなと思います」と、いっそう気合を入れた。

前週のアジアンツアー「インターナショナルシリーズ オマーン」でプロ転向後の海外初優勝を飾った金谷拓実は83位から「67」と伸ばして5アンダーの29位で決勝ラウンドに進んだ。

初日17位スタートの川村昌弘は最終18番をボギーにして「74」。カットラインに1打及ばず2アンダーの75位で予選落ちした。欧州ツアー2戦目の蝉川泰果は83位から「76」と落とし、4オーバーの116位に後退してコースを去った。

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