茂木でドライブインシアター  「リヤカー市」も開催 3月5日

イベントをPRするカネミツの社員=兵庫県明石市、カネミツ本社(提供写真)

 長崎市茂木地区で3月5日、地元を盛り上げる三つのイベントが同時に開かれる。兵庫県明石市から工場進出した自動車部品製造会社「カネミツ」がドライブインシアターを開催。訪れた人が一日中楽しめるようにと、二つのまちづくり団体もそれぞれ市を開く。同社の金光俊明社長(63)は「地元の人と企業が知り合う機会に」と期待感を示す。
 カネミツは、長崎市北浦町の県立長崎南商業高跡地に2015年進出。研究開発のリサーチセンターと工場2棟が稼働し、地元雇用にもつながっている。長崎大工学部出身の金光社長は「自然の音が聞こえ、心癒やされる」と進出時から茂木が気に入り、地域を一緒に活性化したいと発案した。
 ドライブインシアターは、5日午後7時から同社内の遊休地で映画「チャーリーとチョコレート工場」を上映する。事前予約制で百台限定(1台2千円)。専用サイト=QRコード=で受け付ける。
 茂木町の茂木港フェリーターミナル駐車場では同日午前11時から茂木コミュニティ連絡協議会産業振興・交流部会が「リヤカー市」、ちんじんよかBY茂木が「ちんじんよかBY市」を開催。港町にリヤカーが並び、地元中心の約20店舗が自慢の品をそろえる。近海産天然ひらめ試食会やふぐだしの「茂木ちゃんこ」振る舞いなどもある。
 問い合わせは茂木コミュニティ連絡協議会の池山賢太郎部会長(電080.5608.1275)

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